外反母趾


施術方法の特徴


カサハラ式テーピング矯正

当院ではカサハラ式テーピング矯正法にて外反母趾の施術をしています。
伸縮性のある特殊なテープにより変形した指を元の形に矯正していきます。

特徴

市販のサポーターに較べて薄く目立たない
テーピングが足に密着するので矯正力が強く、スポーツ等もできる
テーピングをしたままお風呂にも入れる
テーピングしている間は常に矯正していられる

但しテープの伸縮力には持続限度があるので3日から1週間ごとに貼り替えが必要となります。また、根治には生活習慣の見直しと ご自宅でのケアなど根気が必要です

外反母趾矯正症例


当院での外反母趾矯正の症例


写真左:矯正前
写真右:矯正後

テーピングにより親指・小指がまっすぐ向き、それぞれ指がしっかり開いています

治療料金


外反母趾矯正基本料金

保険外診療(実費)となります

初診料     1,000円
テーピング矯正料金 ( 1回あたり )  両足     3,300円
  片足     2,500円
足裏マッサージのみ
     1,800円
 * 初回は足底圧バランス測定・フットバス温浴・足裏マッサージ・
  テーピング矯正を行います
   2回目以降はフットバス温浴・足裏マッサージ・テーピング矯正を
  行います
 * 症状・状態により料金が変わる場合があります

治療方法


施術前

親指と小指が内側を向いて隣の指とくっついています。

フットバス温浴

フットバス温浴をして足をリラックスさせます。

足底圧バランスの測定

体重が足の裏のどの部分にかかっているかを見て、施術の内容を検討します。

足裏のマッサージ

疲れて硬くなっている足の裏の筋肉をほぐしていきます。
外反母趾の方の足裏はとても硬くなっているので少し痛く感じるかも しれません。

テーピングによる矯正

伸縮性のあるカサハラテーピングで変形している足を矯正します。
テープは薄く肌色なので目立ちません。またお風呂に入ることも、 スポーツもできます。

施術後

内側を向いていた親指と小指がまっすぐになり、隣同士の指の間隔もしっかりと開きました。

外反母趾は日常の生活習慣が原因と なりやすいので、予防のために原因をできるだけ避けることと日頃からのご自宅でのケア(タオル手繰り寄せなどの足指の運動・マッサージなど) が大事です

外反母趾とは


症状

・ 足の親指の付け根が痛い
・ 親指の付け根が内側に飛び出している

なぜ外反母趾になるか

上記の症状のように足の親指(母趾)が変形して痛みが出ます。付け根が張り出して親指の先が人差し指の方へ曲がります。張り出した付け根が靴の 内側にあたり腫れや痛みが生じます。外反母趾になる方は「開帳足」といって横に広がった足の方が多いようです。
足部の筋や腱のバランス変化や、生活習慣、また慢性関節リウマチなどの病気による関節の変形が原因といわれています。 特に女性に多くみられる病気です。
また内反小指といって小指が同じような症状になる場合もあります。外反母趾になる方はウオの目やタコなども併発することも多いようです。

足部アーチ障害

外反母趾と似ていますが、変形はしていなくても長時間立ったり歩いたりした時に指の付け根に痛みが出たり、足の甲や足の裏、踵、足首などに 痛みやだるさが出る、足が疲れやすいなどの症状に足部アーチ障害があります。

足部には重心の安定性を高め、歩行時の蹴りだす力を増し、さらに衝撃を吸収する働きがある「アーチ」という構造があります。 縦アーチ(内側と外側)と横アーチ(前方と後方)があり、土踏まずの形状もこのアーチによって形作られています。このアーチが低すぎても 高すぎても様々な障害を起こし痛みを生じます。いわゆる「扁平足」はアーチが低すぎる足、その反対の「凹足」は高すぎる足のことを言います。

・ 「扁平足」 : 足底筋(足の裏の筋肉)筋力低下等によるもので、歩行の円滑さを欠き疲労感が強い。足の痛みとともに膝関節痛や脚全体 の易疲労感を訴えることが多いです。
・ 「凹足」 : 足底筋の緊張が強いために足底部痛やかかとの痛みを生じ、甲の高い足であるために足の甲の痛みを訴えることが 多いです。

正常なアーチは地面からの衝撃を効率よく吸収していますが、それが崩れることにより地面からの衝撃が足に大きくかかり、 その結果痛みが生じると言われています。

この状態が長く続くと外反母趾へと移行してしまうことが多いので、気になったら早めのケアをお勧めします。