なぜリハビリが必要か
人間の体は使わなければどんどん退化していってしまいます。特に運動器(骨・関節・筋肉など運動に関わる器官)は顕著で、例えばケガをして
入院し、しばらくの間ベッドの生活をしているとすぐに足の筋力が弱くなって歩くのも大変になり、そのまま動かないとやがて寝たきりになり、
一人では生活できなくなってしまうこともあります。ケガや骨関節疾患、筋疾患、神経疾患、脳疾患、その他内部疾患などによっても、やがては運動器
の問題につながっていく可能性があります。
そのような悪循環を防ぎ、損なわれた機能を回復・代償して自立した生活に復帰するためにリハビリが必要となります。
リハビリを早期から始めることにより悪化を予防(進行性の疾患では悪化を抑制)し、機能を回復・維持するために努力して継続することが大切です。
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